【基本情報技術者試験】進数変換の解き方|2進数・16進数の計算と過去問対策
基本情報技術者試験(FE)の午前問題で、必ずと言っていいほど出題されるのが「進数変換」の問題です。
「計算が面倒くさい…」「時間が足りなくなる」と苦手意識を持っていませんか?
実は、進数変換は計算力よりも「パズル的なルール」さえ覚えてしまえば、1問30秒以内で解けるサービス問題に変わります。
この記事では、試験で確実に点を取るための最短手順と、よくあるひっかけポイントを完全解説します。
1. 試験における進数変換の位置づけ
進数変換(基数変換)は、テクノロジ系「基礎理論」カテゴリに含まれます。
- 難易度: 低 〜 中(手順を知っているかどうかの勝負)
- 目標時間: 1問あたり30秒〜1分以内
- 特徴: 複雑な計算は出ない。変換ルールの理解が問われる。
2. 試験で使われる進数の種類
試験に出るのは主に以下の4つです。特に「2進数と16進数」の関係性は午後試験(プログラミング)でも必須知識となります。
| 進数 | 表記例 | 試験での主な用途 |
|---|---|---|
| 2進数 | 1011₂ | コンピュータの内部表現、論理回路 |
| 16進数 | 1A₁₆ | メモリアドレス、カラーコード、ビット列の短縮 |
| 10進数 | 13₁₀ | 人間が使う通常の数値 |
| 8進数 | 17₈ | UNIXのファイル権限(出題頻度は低い) |
3. 2進数 → 10進数(午前試験の定番)
「2進数の 101101 を 10進数にせよ」といった問題です。
各桁に「重み(2の累乗)」があることを理解していれば、足し算だけで解けます。
1 0 1 1 0 1 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 32 + 0 + 8 + 4 + 0 + 1 答え: 45
※ 2⁰=1, 2¹=2, 2²=4, 2³=8, 2⁴=16, 2⁵=32... という倍々の数字を割り当てて足すだけです。
4. 10進数 → 2進数(割り算方式)
逆に10進数を2進数にする場合は、「商が0になるまで2で割り続け、余りを下から読む」のが鉄則です。
2 ) 26
2 ) 13 ... 余り 0 ↑
2 ) 6 ... 余り 1 | 下から読む
2 ) 3 ... 余り 0 |
2 ) 1 ... 余り 1 |
0 ... 余り 1 |
答え: 11010₂
5. 2進数 ↔ 16進数(最重要:4ビット変換)
ここが試験対策の最重要ポイントです。
計算しようとすると時間がかかりますが、「2進数4桁 = 16進数1桁」という法則を使えば一瞬で解けます。
- 4桁ずつ区切る:
1110|1001 - それぞれ変換:
E|9
以下の対応表は、試験開始直後にメモ用紙の隅に書いておくと安心です。
| 2進数 | 16進数 |
|---|---|
| 1010 | A (10) |
| 1011 | B (11) |
| 1100 | C (12) |
| 1101 | D (13) |
| 1110 | E (14) |
| 1111 | F (15) |
6. 小数を含む進数変換(出題頻度:中)
小数部(0.XXX)を2進数にする場合は、割り算ではなく「掛け算」を使います。
0.375 × 2 = 0.75 → 整数部 0 0.75 × 2 = 1.5 → 整数部 1 0.5 × 2 = 1.0 → 整数部 1 答え: 0.011₂
小数部が0になるまで繰り返し、出てきた整数部を上から順に並べます。
7. 過去問レベル練習問題(解答・解説付き)
実際の試験レベルの問題で確認してみましょう。
解答と解説を見る
解説:
32(1) + 16(0) + 8(0) + 4(1) + 2(1) + 1(1)
= 32 + 4 + 2 + 1 = 39
解答と解説を見る
解説:
3 → 0011
F → 1111
連結して 00111111
8. 午前試験での得点戦略まとめ
基本情報技術者試験の進数変換で迷わないための鉄則です。
- 捨てない: 手順さえ覚えれば確実に取れる得点源です。
- 4桁区切り: 2進数と16進数の変換は計算せず、対応表で解く。
- 検算: 時間が余ったら、逆変換して元の数字に戻るか確認する。
練習問題の答え合わせや、複雑な計算はツールを活用しよう!
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