2進数の計算方法|足し算・引き算をマスターしよう【初心者向け】
「コンピュータは0と1だけで計算している」と聞いたことはありますか?
2進数の世界では、「1 + 1」の答えは「2」ではありません。「10」になるんです。ちょっと不思議ですよね。
この記事では、基本情報技術者試験やプログラミングの基礎で避けては通れない「2進数の足し算・引き算」を解説します。手計算のコツがわかれば、コンピュータの気持ちが少し理解できるかもしれません。
2進数計算の基本ルール
まず、10進数(私たちが普段使う数字)との違いを意識しましょう。
- 10進数: 9の次は、桁が上がって 10 になる。
- 2進数: 1の次は、もう桁が上がって 10(イチゼロ)になる。
つまり、2進数の計算では「2になったら繰り上がる」というのが絶対のルールです。
足し算:1+1は10?
2進数の足し算には、4つのパターンしかありません。
0 + 0 = 0 0 + 1 = 1 1 + 0 = 1 1 + 1 = 10 (桁上がり!)
実践:101 + 011
実際に筆算でやってみましょう。
101 + 011 -----
1桁目(右端): 1 + 1 = 10。
「0」を書いて、1を隣に繰り上げます。
(1)
101
+ 011
-----
0
2桁目: 0 + 1 + (繰り上がりの1) = 10。
また「0」を書いて、1を隣に繰り上げます。
3桁目: 1 + 0 + (繰り上がりの1) = 10。
そのまま「10」と書きます。
101 + 011 ----- 1000 ← 答え
引き算:隣から借りてくる
引き算の難所は「0 - 1」の時です。当然引けないので、上の桁から「2」を借りてきます。
(10進数で10を借りてくるのと同じ感覚です!)
実践:110 - 011
110 - 011 -----
1桁目: 0から1は引けません。
隣の「1」から借りてきます。隣は0になり、ここは「2」になります。
2 - 1 = 1。
2桁目: さっき貸したので「0」になっています。
0から1は引けません。さらに隣から借ります。
2 - 1 = 1。
3桁目: 貸してしまったので「0」です。
0 - 0 = 0。
110 - 011 ----- 011 ← 答え
なぜ計算ツールを使うのか
仕組みは単純ですが、桁数が増えると「1110101...」と目がチカチカしてきて、ケアレスミスをしやすくなります。
勉強のために一度は手計算をおすすめしますが、実務や確認作業では、正確な2進数計算ができるツールを使うのが一番です。
まとめ
2進数の計算はパズルのようなものです。「2になったら繰り上げ」「足りなかったら借りる」というルールさえ守れば、誰でも解くことができます。
ぜひ、身近な数字で練習してみてくださいね。
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